入社半年だけど辞めたい。転職もアリかも!

転職 すぐに

新しい仕事に就いたもののすでに辞めたい気持ちになっている、こんな心境に悩める社会人は少なくないはずです。

自分に合った仕事や職場を見付けるのはなかなか大変ですので、大なり小なり悩みは抱えるものですよね。

では、もし入社半年で辞めたくなった時にはどのように行動するのが良いのか、一度立ち止まって考えてみましょう。

なぜ辞めたくなる?

思っていた仕事ではなかった

ありがちなのが、思い描いていた仕事とは違っていたという理由。

仕事探しをする際には誰しも、「こんな仕事をしたい」という希望を持ちながら選び出しますよね。

ところが、いざ採用され働き始めてみたものの「何か違う」、そんなギャップに悩まされてしまうこともあるでしょう。

憂鬱な気持ちにもなるものですし、仕事へ行くのも辛く感じられるほどです。

今後のことを考えるとズルズルと働くよりも、さっさと辞めてしまおうという心境になるのも頷けるところです。

仕事ができない・できるようにならない

業務面で苦労をするのも、辞めたい心境に陥る原因のひとつでしょう。

仕事がなかなか覚えられない、頑張っているつもりでも上手くできないなど、スムーズに「できる人材」になれる人ばかりではありません。

入社したばかりでは仕方ないとはいえ、自分に自信が持てなくなってしまうものです。

次第に、「自分には合わないのではないか」という考えも巡り始め、働き始めたばかりにもかかわらず転職を検討し始めます。

嫌な人の存在

仕事を辞めたくなるのは、仕事そのものに原因がある時ばかりではありません。

一緒に働く人の存在に嫌気が差すというケースもありがちです。

厳しく叱責してくる上司や嫌味を言う同僚、あるいは嫌がらせをしてくる人がいると悩む人もいるでしょう。

会社には色々な人がいますので、上手く付き合っていくことも大切ではあるものの、我慢の気持ちよりも嫌な気持ちが上回ってしまうこともありますよね。

当事者からすれば人間関係の悩みはとても辛いものですので、逃げたくなる心理も理解できます。

辞める前にできること

もう少し様子を見てみる

半年という期間を過ごすことで、仕事の流れや自分の役割などもある程度掴むことができますよね。

仕事への理解が深まるからこそ、自分には合わないかもなどの考えが生まれてくるのですが、ただ、たった半年で全てを判断するのは早計とも言えるのではないでしょうか。

企業によってはまだ試用期間の範囲内ということもありますし、言わばお試し期間とも言える段階で無理と決め付けてしまうのは勿体ないような気がします。

それに半年間、頑張ることができたということは、それなりに適性があったと見ることもできますよね。

入社をしてから今の今まで働いてこられた現実を前向きに考え、焦らず様子を見ることも必要かもしれません。

仕事が上手くいかない理由を考える

仕事ができずに辛く感じる場合、なぜ仕事ができないのか、考えてみたことはありますか。

もし深く考えたことがないようならば、一度自分の働き方と向き合ってみてはいかがでしょう。

仕事ができないと悩む人によく見られる特徴として、例えば次のようなものがあります。

  • 優先順位を上手く付けられない。
  • 同じミスを何度もやってしまう
  • 人からの指示待ちになっている。
  • 作業そのものがゆっくり。
  • 厄介なのが自分自身では気が付いていない場合があることです。

改善すべき部分としっかりと向き合えばレベルアップができるにもかかわらず、そうはしないゆえにいつまでも仕事ができないままのこともあるのです。

物事には何かしらの理由がありますので、今の働き方に問題はないのか考えてみるようにしましょう。

考え方を変えてみる

人間関係が辞めたくなる理由になっている場合、この問題についても対処のしようがあります。

例えば相手を拒絶するのではなく、受け入れてみてはいかがでしょう。

嫌な人がいるとどうしても拒絶をしたくなるものですが、拒絶をすると接する必要が出てきた際に苦痛が伴いやすく、益々自分を辛い気持ちにさせてしまいます。

逆に、「この人はこういう人なんだ」と受け入れた場合はどうでしょう。

よく怒鳴る上司にしても、「いつものこと」と捉えられるようになり、精神的な負担も小さくできるはずです。

気持ちというのは自分の考え方ひとつで辛くもなれば、楽になることもありますので、人間関係に悩めるのなら思考の転換で対策していくのもおすすめです。

転職を決断した時のポイント

前回の経験を活かす

もし転職を行うことになった場合、次は絶対に失敗はしたくないものですよね。

そのためにも前回の失敗経験をしっかりと活かすようにしましょう。

特に自分に合わない仕事や会社を選んでしまった人は、自己分析や企業研究が十分にできていなかった可能性があります。

本当にやりたいことや、自分が入るべき会社などへの考え方が曖昧なままでは、また同じ失敗をやらかしてしまうかもしれませんよ。

転職は何度も行うと不利になってしまうことがありますし、転職グセが付いてしまうと「また辞めればいいや」と、簡単に考えるようになってしまいます。

ひとつのところに定着できなくなる恐れがありますので、次こそは成功できるよう準備を徹底して行うようにしましょう。

条件を整理しておく

自分の中での条件をしっかりと整理しておくことも大切。

転職をしようと思った理由は他にも様々で、手取り額に不満がある、残業が思ったよりも多い、経験を活かせないなどが原因になっている人もいるでしょう。

こうした問題についても予めきちんと整理を付けておくことが欠かせません。

妥協をしても良い部分や妥協はできない部分をしっかりと考えておけば、働く上でのミスマッチを防止しやすくなりますし、求人の選択もスムーズにできるはずです。

とはいえ高過ぎる理想ではなかなか求人も見付かりません。

条件に拘り過ぎると転職そのものが失敗する恐れもありますので、必要に応じて条件の見直しを積極的に行っていきましょう。

転職サイト・エージェントサイトを活用

基本的に転職は孤独な戦いです。

したがって一人で頑張って仕事を探すのも良いでしょう。

しかし、少しでも成功率を高めたいのなら、転職サイトやエージェントサイトを積極的に取り入れてみるのもおすすめですよ。

例えば、「リクナビNEXT」や「DODA」、「JACリクルートメント」などは有名どころとしてよく利用されています。

こうしたサービスを使うと転職がぐっと楽になるはずです。

一般には公開されていない求人の紹介を受けられるほか、面接の手配をしてもらえたり提出書類の添削アドバイスをされたりなど、転職者を万全の体制でサポートしてくれます。

悩み相談なども行うことができますので、転職活動の中で生まれる疑問や不安などを、誰かに相談したい時にも役立ってくれるでしょう。

よく選んだ上で利用する

もし転職サイトなどを利用する場合は、しっかりと選んだ上で活用することも大切。

いくら有名どころのサービスでも、自分に合わなければ意味がありませんよね。

マッチする職種を扱っていない、使いにくいシステムで不便を感じるなどではせっかくのサービスも上手く活かせません。

それぞれのサイトで特徴が異なっており合う合わないもありますので、人気だからという理由だけで選ぶのも注意が必要です。

まずはどんなサイトがあるのかをチェックして、その中から自分の転職活動に役立ちそうなものを選択するようにしましょう。

転職を無事に成功させよう

転職を行うのは決して悪いことではありません。

今の勤め先がどうしても自分に合わないこともあるものですので、入社半年だろうと思い切って行動を起こすのもひとつの選択肢です。

転職のポイントを押さえ、そして転職サイトなどのサポートも上手く活用しつつ、次の成功を実現しましょう。

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