妊活中でも転職はできる!押さえておくべき要点を解説

転職 妊活

「妊活のために転職したいけど、できるかどうか不安だな」「周りに相談できる人もいないし、そもそもそういう人って少ないのかな」

現在妊娠中で、このような悩み持っている方も多いのではないでしょうか。

確かに、今後子供が生まれてくることを考えると、仕事との両立も取っていくためにも転職は考えますよね。

さらに、色々と初めての経験が重なっている現在の状況で、なかなか具体的なイメージを持つことも難しいですよね。

わたしの母親も当時は働いていたらしいのですが、妊娠してからはだいぶ苦労したと言っていました。

ですが安心してください、妊活と転職を両立することは可能です。

本記事では、そんな悩める女性たちのために、妊活中に転職をしていく際に抑えておくべき要点をさまざまな角度から解説していこうと思います。

ぜひ参考にしてください。

妊活中の退職・転職経験者は3人に1人以上

まず最初に抑えておくべきポイントとしては、現在の妊活中の退職・転職経験者はおよそ3人に1人以上もいるということです。

意外といるんだなと思った方も多いのではないでしょうか。

そうです、妊活中に退職や転職をするという人は意外と多いんです。

中には退職者も含まれているとはいえ、この事実から見てもわかるとおり、妊活と転職を両立させることは十分に可能ということがわかるかと思います。

ちなみに転職者の半数以上は、正社員の状態から、パートや契約社員、派遣社員へと雇用形態を変更しています。

さすがに正社員としてフルタイムで働きながらの妊活は難しいみたいです。

たしかに、妊活中だと何かと生活が不安定になりがちなので、安定した業務が求められる正社員という立場だとなかなか続けていくのは大変だと思います。

実際に中には、「妊活をしながらの正社員はすごく大変。特に男性が多い職場だと、上司も男性ということもあって妊活のことを話しにくい」

「クリニックに行った際に、明日来てくださいと言われるときがあって、有休をとりたかったのにとれなくて、むしろ怒られてしまった」

というような意見も多くあり、パートや契約社員、そして派遣社員として働いていくことももちろん大変なのですが、それ以上に正社員として働きながらの妊活は妊婦にとってとても負荷がかかるという場合が多いようです。

現代は働くママたちを応援しています

しかし、繰り返しになりますが、妊活中でも転職すること自体は十分に可能です。

なぜなら、現代はいろいろな働き方が確立されており、なにも正社員として働かなくても、今説明した通り、パートや契約社員、そして派遣社員といったような働き方をしながら妊活と仕事を両立させているという人も大勢います。

なので、決して卑屈になることはありません。

無理ということは決してなくて、ただ難しいというだけです。

あなたが妊活中でも仕事と両立をしていきたいと思っているならば、現代は働くママたちを応援していますので、必ず実現できると思います。

ちなみに、前職に復帰しなかったママさんの中には

「何しに入社しにきたのか」「会社の損害についてどう思っているのか」

といったような、割とネガティブな意見を受けてしまうことを恐れてしまい、1年で妊娠してしまったので歓迎されないのではないかといったことを考えて転職した人も大勢います。

さらに日本は現在、これからどんどん少子高齢化が進むとされています。

他にも未婚社会にも突入していくと言われているので、これらのことから、自分の祖父母や両親の介護に時間を割く機会も増えるとされています。

なので、どちらにせよいろいろな要因で仕事以外にも何か両立していかないといけないというようなことが当たり前になる時代に入っていくので、世の中のママたちは、周囲のそのような声に惑わされることなく、自分の今後の生活を優先して行動を起こしていってください。

場合によっては育休もあり

ここまでで、妊活と転職を両立していくことは十分可能であるということを解説していきましたが、ここでもう一つの候補として、育休をあげていきたいと思います。

妊活と仕事の両立していくのできるものの、やはり大変なことには変わりはありません。

なので、できるだけ負担のない方法もあるんだよということを念のために紹介したいと思い、今回は育休をあげてみました。

育休を取得するにはいくつか条件があります。

まず一つ目の条件が、「同一の事業主に1年以上雇用されている」というものがあげられます。

実際に転職を果たしたという人たちの中には、転職を成功させて、そのあとに無事妊娠を果たしたことは良かったものの、この条件に合致することができずに育休を取得できなかったという人もいました。

さらに二つ目の条件として、「子供が1歳6か月になる前日までに労働契約が終了しないこと」ということがあげられます。

仮にあなたがパートや派遣などで契約更新などがあるという場合には、契約が終了していないかの注意が必要ですので、ここは抜かりなくおこなってください。

それに加えて育休を取得するという場合、育児休業給付金を受け取ることができるのですが、「休業開始前の2年間で11日以上の勤務をした月が12か月ある」という条件があるので、給付を希望するという場合には、こちらにも注意が必要です。

主な働き方としては派遣やパートもあり

正社員以外の主な働き方としては、派遣やパートがあります。

こちらに関しては先ほど少し解説していったのですが、ここではそれぞれの雇用期間と時給、そして交通費等について説明していこうと思います。

派遣の場合

雇用期間:契約期間が決まっていることが多くて、必ず更新されるとは限らない。自分から更新しないということもできる。

時給・交通費:交通費は時給に含まれるということが多い。そのため、時給は高めに設定されている。各種手当はほぼない。

パートの場合

雇用期間:決まっていないということが多い。希望すれば長期間働くことが可能。

時給・交通費:交通費を支給されるということが多いボーナスが支給される会社もある。

どちらにもメリットやデメリットはあるので、同じ会社で長く働きたいからパート、高い時給で働きたいから派遣といったように、自分に合った働き方を選んでいくべきかなと思います。

まとめ:キャリアと共に徳も積んでいこう

ここまでで、妊活中でも転職は可能という理由と、実際にどのような転職先があるのかについて主に解説していきました。

とはいえ、妊活は当然の権利だといって高らかに主張したりするのはNGです。

なぜなら、いくら妊活とはいえ周囲の方のお世話になっているということに変わりはないので、妊活宣言をした際にお世話になった人たちにはきちんとお詫びと感謝をするべきです。

こういうところができるかどうかで、あなたに対する周囲の評価も違っていきます。

このようなことを当たり前に出来るようになれば、いざというときに周囲の人が助けてくれるという場合もあったりします。

人徳と信用は、いざというときに何が起こるかわからない人生において貴重な財産です。

なので、本記事で説明したことを、ぜひ常日頃から心がけてみてください。

というわけで今回はこれで以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

シェアする

フォローする