ブラックばかりとうわさの転職サイト!ホワイト求人を見つけるためのアプローチは?

転職 ブラックばかり

「転職サイトはブラックばかり」などのうわさを耳にすると、サイトに悪いイメージを持ってしまう人もいるかもしれませんね。

ただ、うわさはさまざまな理由で生じてきますので、やみくもに信じてしまうと判断を誤ってしまうこともあります。

ここでは、転職サイトの特徴を挙げながら、ブラック企業の求人を見分けるポイントやホワイト企業の求人を見つける方法などをご紹介していきます。

転職サイトの特徴

「転職サイトはブラックばかり」などのうわさが流れる背景には、次のような転職サイトの特徴が関係しているケースもあります。

いろいろな求人が集まっている

転職サイトには、全国のさまざまな企業が求人をだしています。

大手の転職サイトである「リクナビNEXT」や「DODA」などは、とくに掲載されている求人の数が多いことで知られています。

企業が余りお金をかけずに広告をだせるのが、転職サイトの便利なところ。

サイトが掲載を受け付ける際には、「ブラック企業かどうか」などの審査はとくに行われないことが多いです。

こういった事情から、社員を募集する際に転職サイトを利用するブラック企業が増えてくるわけです。

こういった企業の求人にたまたま応募してしまった場合、「転職サイトはブラックばかり」などの悪いイメージを持つ人もいます。

サイトごとにそれぞれ強みがある

それぞれの転職サイトは、いろいろな強みを持っています。

例えば、「リクナビNEXT」や「DODA」などは、求人数の多さや企業のバリエーションが豊富なのが強みになっています。

また、ハイクラスな求人に強いのが「ビズリーチ」です。

看護師向けの転職サイト「看護roo!」や介護業界の求人を紹介する「スマイルSUPPORT介護」などは、看護師、介護士の求人を多く取りそろえているのが強みです。

ブラック企業が多い業種の求人を多く扱う転職サイトなどは、強みが災いして「ブラックばかり」といったうわさが流れてしまうこともあります。

自分で求人を選ぶスタイルが基本

掲載されている求人から利用者が応募したい企業を選び、履歴書を送付したり電話連絡をしたりするのが転職サイトを利用するときの一般的な流れです。

このようなサービスを利用して就職活動を進める場合、求人の選択などは利用者が自己責任で行わなければなりません。

企業の見分け方がわからないと、ブラック企業に応募してしまう可能性がでてきます。

求人広告を見るときのポイント

ブラック企業の求人にうっかり応募しないためには、求人の選び方に注意をしなければなりません。

ブラック企業の求人には、いろいろな特徴があると言われていますので、広告の内容からある程度見分けることも可能です。

例えば、次のようなポイントはとくに念を入れてチェックしておきましょう。

試用期間の長さ

「未経験者歓迎」などのキャッチコピーで募集をかけている企業の求人には、試用期間が設けられていることがあります。

このような場合、「試用期間があれば安心」と思う人もいるでしょう。

ただ、試用期間は給与などの待遇が本採用の場合に比べてよくないケースが多いです。

試用期間のまま長く働くと、働く側のデメリットが大きくなってしまいます。

試用期間は、3カ月から半年前後が一般的です。

半年以上の試用期間があるときは、さりげなく理由を聞いておいたほうがよいかもしれませんね。

会社の設立年や社員の年齢層のバランス

設立から何年もたっているにもかかわらず、若い社員しかいない企業は何らかの理由が考えられます。

例えば、リストラやパワハラによる自主退職で年配の社員が辞めてしまった、などはよくあるケースです。

社員の年齢層のバランスが悪い企業も少し注意をしたい会社と言えます。

給与の構成

ブラック企業に多いのが、高い報酬を大々的に宣伝するパターンです。

「未経験でも努力次第で高収入が得られます」などのキャッチコピーが掲載されているときは、給与の構成をよく見ておきましょう。

基本給が少なく成果報酬や歩合給の割合が多い場合は、掲載されている給与の額が高額でも安易に応募してしまうのは禁物です。

このような企業は、厳しいノルマがあったり労働時間が長くなったりすることが多いため、慎重に判断したほうがよいでしょう。

エージェントサービスも役立ってくれる

「転職サイトはブラックばかり」と感じている人は、エージェントのサービスを利用してみるのも1つの方法です。

エージェントが一般の転職サイトと違う点は、キャリアアドバイザーなどのプロから求人を紹介してもらえるところです。

「営業の仕事をしたい」などの希望を伝えておけば、スタッフがその人に合った求人を探してくれます。

転職サイトのように自分だけで求人を選ぶ必要がないため、求人広告の見分け方がわからなくても安心して就職活動ができるのがエージェントのメリットです。

例えば、「リクルートエージェント」などは、転職希望者から人気があるエージェントです。

「リクルートエージェント」は実績が豊富で、取り扱っている求人の種類が多いのが人気の一因になっています。

また、転職サイトとして知られる「DODA」は、転職エージェントとしても活用できるサービスです。

「DODA」のエージェントサービスを利用すると、キャリアアドバイザーが求人の紹介や面接準備のサポートなどを行ってくれます。

20代の転職者や第二新卒の人からは、「ハタラクティヴ」などの転職エージェントが人気です。

「ハタラクティヴ」は、正社員の経験がないフリーターの転職もサポートしています。

非公開求人の紹介も行っており、「求人の選び方がわからない」などの悩みを持つときにも力になってもらえるのが魅力になっています。

ブラック企業を避けたい人は、「未経験者歓迎」や「経験不問」の求人に少し気を付けたほうがよいと言われていますよね。

スタッフのサポートが受けられる「ハタラクティヴ」を利用すれば、安心して働けるホワイト企業の求人が見つかる可能性があります。

企業の口コミや評判も参考になる

ブラック企業かどうかを見分けたい場合、インターネットを利用して企業の口コミや評判を調べておくとよいかもしれません。

離職率が高く、社員が次々に辞めていく企業などは、口コミでも評価が低くなるのが一般的です。

サイトにはその企業で働いていた社員が匿名で口コミを寄せていることも多く、コメントの内容から社内の雰囲気や労働環境などがわかるケースも少なくありません。

残業が多すぎたり休日がほとんどなかったりする企業は、入社してから苦労する可能性があります。

求人広告の内容が魅力的でも、悪い口コミが目立つようであれば応募するかどうかをもう一度考えてみたほうがよいでしょう。

就職活動の進め方を工夫してホワイト企業の求人を見つけよう!

転職サイトなどを利用してホワイト企業の求人を確実に見つけるには、就職活動の進め方に少し工夫が必要です。

求人数が多いサイトはいろいろな企業の求人と出会えるのがメリットですが、数あるなかにはブラック企業の求人も紛れている可能性があります。

求人広告の内容をしっかりチェックする、などは、ホワイト企業の求人を見つけるコツの1つです。

ホワイト企業の求人は、給与や福利厚生についてもかなり細かく紹介されているケースが多いです。

曖昧な部分が少なく、情報を正確に公開しているのがホワイト企業の求人の特徴と言えます。

一方、ブラック企業の求人は、キャッチコピーの内容が漠然としていたり、掲載されている情報に不確かな部分が多かったりします。

急いで就職をしたいときや求人の選び方に自信が持てないときは、エージェントのサービスを利用して就職活動を進めたほうが安心かもしれませんね。

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