育休明けに転職することで家族全員が笑える生活にしよう

転職 育休後

新しい家族を迎え入れて、日々育児に取り組んでいると、仕事へ復帰するべきかどうかを悩んでしまいます。

幼児の面倒を見ながらの働き方は所属している部署や会社の方針と合わないケースもあるので、育休明けの転職も視野に入れながら自分の考えをまとめましょう。

働く母親や父親に配慮していない会社よりも、自分が希望する形態の勤務ができる会社の方がのびのびと働けます。

育休明けには配置転換があることが多い

育休明けになると、復帰する社員のために新たに仕事の割り当てが行われます。

以前に働いていた部署でそのまま同じ仕事を続けるパターンも見られますが、配置転換によってガラリと変わることが少なくありません。

転職を考えるきっかけとして、大きな理由です。

新しい部署に配属されると気を遣う

長く勤めてきた会社でも、新しい部署では勝手が違います。

直属の上司と一緒に働く同僚の顔ぶれがまとめて変わるので、新しく人間関係の構築から始めなければいけません。

部署によって暗黙の了解や仕事の進め方が異なるため、メモが欠かせない新人さながらの研修になります。

ただでさえ幼い子どもを抱えている状態で、職場でも気を遣うとなったら大変です。

どうせ最初から覚えるのだったら思い切って転職しようと考えがちで、半年ぐらいで移籍する人が大勢います。

部署や担当の仕事によっては休めない

どの部署も会社に必要不可欠な役割を果たしており、激務の仕事になってしまったら休みにくい状態に陥ってしまいます。

経理部であれば月末は大忙しですし、営業部では取引先との商談や打ち合わせで欠席するわけにはいきません。

子育てと仕事を両立できる部署や担当であるのかは、育休明けの復帰において重要な項目です。

仕事と家族のどちらを取るのかを迫られたら、子育て中の自分を受け入れてくれる会社へ転職することで解決してみましょう。

保育園へのお迎えや急な呼び出しで困る

プロの保育士が預かってくれる保育園では、基本的に夕方までにお迎えに行く必要があります。

延長保育であっても夜8時ぐらいがリミットなので、残業がない仕事を選ぶことが大切です。

子どもの発熱などで急に呼び出されるケースも発生するので、育休明けに復帰をした後にも転職についてよく考えることをお勧めします。

育休明けに転職するのは当然の権利

仕事に復帰する前提で休ませてもらっているので、道義上は在籍している会社に戻らなければいけません。

けれども、我が子をしっかりと見られないのであれば、育休明けに転職するのもやむを得ないのが現実です。

法律上では転職の制限はない

育休明けの転職については、法律上での制限はありません。

転職の自由が明文化されているので、必ず復帰する義務はないことを覚えておきましょう。

自分と家族について会社が責任を持ってくれるわけではないので、場合によっては転職による取捨選択で家族を守るのです。

会社が何を言おうとも、本人が辞める意思を示した時点で転職できます。

会社に対して誠意を見せることが大事

育児休暇においては、自分が担当していた仕事の引継ぎなどで周囲に迷惑をかけています。

約束した期間が過ぎたら復帰するからこそ、支援してくれている事実を忘れてはいけません。

育休明けに転職するケースでは、その理由をきちんと直属の上司に話して理解を求めるのが大人の対応です。

穏便な話し合いで埒が明かなかったら、人事部への直接連絡によって退職の手続きを進めることも考えなければいけません。

育休中に転職活動をするケースもある

落ち着いて考えてみたら、とても子育てをしながら働けない職場だと結論が出たら、育休中に転職活動をするのも1つの方法です。

幼児の世話をしながらの転職活動で、応募先には育休中の事情を説明する必要があります。

じっくりと比較するだけの時間を作れるから、転職エージェントを活用することで様々な求人を検討できます。

理想としては育休明けから次の人事異動のタイミングまで働いてから転職するべきですが、一度戻ったら抜けにくい状況では大胆な決断によって道を開きましょう。

転職エージェントに助けてもらおう

幼児を抱えて身動きが取れなくても、転職のプロがいる転職エージェントを利用することでぴったりの職場を見つけられます。

担当者がついてくれる転職支援の業者では、希望条件を伝えるだけで求人探しから面接までスムーズに話が進みます。

子育てをしやすい職場の紹介

子どもの年齢に応じて子育ての負担が変わるので、現状として働きやすい職場に移ることを考えてみましょう。

転職エージェントには働く母親や父親に向いている求人が多く集まっているので、子育てをしやすい職場をすぐに紹介してくれます。

女性の転職に強い転職エージェントとしては、パソナキャリアやリブズキャリアがお勧めです。

どちらも育児休暇の有無などの女性が知りたい情報が豊富で、働き方を選ぶにはうってつけの転職支援サービスとなっています。

豊富な求人の中から自分で探せる

幅広く求人を探したい時には、業界大手のリクナビNEXTやリクルートエージェントも便利です。

看護師であれば看護roo!、薬剤師はマイナビ薬剤師を利用すると、より自分にマッチングする求人を探せます。

保育士については保育ひろばと保育エイド、介護士ならスマイルSUPPORT介護といった特定の職種のみを扱っている専門サイトがあります。

経験者の方はもちろんのこと、これから資格取得をして転職する予定の方にも有効です。

キャリアコンサルタントに任せる選択肢も

担当のキャリアコンサルタントがいる転職エージェントなら、親しくしておくことで有利に転職活動を進められます。

希望する条件の求人選びの手伝いや、給与などの雇用条件のチェック、加えて人事担当者からのポイントの聞き出しと、上手く活用することで自分の代わりによく動いてくれます。

子育てをすることで初めて分かる事実もある

育児休暇に入る前は復帰する気でいても、いざ出産と子育てをしたら考えが変わったという事例は枚挙に暇がありません。

子育てをすることで気づく事実もあるので、自分にとって何が大事なのかをきちんと見極めましょう。

会社は会社の事情で動いている

働く女性を大切にしている会社でも、自社の利益を追求するために運営されている点では他の会社と同じです。

育児休暇は長く働いてもらう制度であって、育休明けの職場への復帰後にも育児に理解を示してくれるとは限りません。

譲れない部分がぶつかったら、それまで円満な関係であっても現在の会社から移る事態にまで発展します。

会社は社員に無理を強いる時もあると理解して、自分にとってのボーダーラインを決めておくと、迅速に行動できます。

正社員の継続は慎重に判断しよう

生涯年収として、正社員は非正規よりも大きな金額を稼げます。

正社員で育休を利用したのならば、転職エージェントに登録してブランクを作らずに転職するのが賢明です。

ただし、育児をする時間帯は自宅で過ごしたい等の希望条件があるケースでは、育休明けに勤務時間が明確な派遣社員やパートでの働き方も有効な選択肢になります。

キャリアプランの検討では、転職エージェントのキャリアコンサルタントによる助言や提案が大いに役立ちます。

預けられる保育園を探すことも大切

子どもを預ける保育園が見つからないと、自宅で面倒を見るしかない待機児童の状態になってしまいます。

待機児童はどの自治体でも深刻な社会問題で、優先的に子どもを預かってくれる保育園などの求人も含めて、育休明けの転職活動を考えなくてはいけません。

転職エージェントは様々な事例を熟知しているから、キャリアコンサルタントに相談することで自分の選択肢をリストアップしてみましょう。

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